心理的安全性が低い職場は上手くいかない?やっておくべき対策

執筆者 | 1月 12, 2022 | コミュニケーション, チーム | コメント0件

企業において、従業員の心理的安全性を高めることはエンゲージメント向上に欠かせない要素のひとつだ。心理的安全性は生産性や離職率など、企業の利益やコストを左右する重要なものでもある。

では、心理的安全性とはどのようなもので、高めることで企業にとってどのようなメリットがあるのだろうか。今回は、心理的安全性が企業に与える影響や高めることのメリット、注意点について解説する。

心理的安全性とは

心理的安全性とは、どのような環境を意味する言葉なのだろうか。まずは、心理的安全性が確保されている環境の特徴や、低くなることで企業にどのような影響が出るかを確認しておこう。

安心して自分の意見を言える環境

心理的安全性が確保された職場環境とは、職場でどのような発言をしても拒絶されたり咎められたりする心配がない状態を指す。

なんらかのルールによって統制された状況ではなく、雰囲気や暗黙の了解など従業員間の関係性によって確立される面が大きい。

自然体でいられる環境であり、従業員同士が仲の良い状態ではあるものの、お互いに空気を読んで成り立っているような仲の良さとは性質が異なるものだ。

ビジネス用語のサイコロジカルセーフティ(psychological safety)を和訳したもので、非難される不安がなく、意見をいう恥ずかしさを感じないような安心感がある職場環境でもある。

心理的安全性が低いと生産性に悪影響

心理的安全性が低い職場環境の場合、従業員はさまざまな不安感にさらされることになる。とくに、以下の4つの不安感は心理的安全性を下げる大きな要素になるので注意したい。

・無知だと思われることへの不安
・無能だと思われることへの不安
・邪魔していると思われることへの不安
・ネガティブだと思われることへの不安

また、これらの不安感の中には、発言することへの羞恥心や突飛な発言に捉えられる不安感など自分の発言に対する相手の反応に自信がもてないことも含まれている。

このような環境が続くと、革新的なアイデアや改善点の指摘など、企業の生産性向上に役立つ意見が出てこなくなってしまう。

無難な意見や自分の意思を発言しないような職場環境になり、生産性が低下する可能性が高くなるだろう。


生産性を高めるには心理的安全性が重要

生産性を高めるには、心理的安全性を高めることが重要だ。ここからは、心理的安全性が高まることによって得られるメリットや高める方法について紹介する。

心理的安全性が高まると得られるメリット

心理的安全性が高まると、企業の生産性向上に役立つ以外にもさまざまなメリットがもたらされる。

たとえば、お互いに発言することに対する不安が少ないことから、情報共有のスピードが向上するなど、意思疎通の面にも良い影響が出る

また、革新的なアイデアや自分の意見を発言しやすい環境になるため、新たなイノベーションが創出されやすくなるだろう。

従業員が仕事に対するやりがいを感じられるようになり、従業員のエンゲージメント向上にも役立つメリットがある。

結果的に生産性向上に加えて従業員の離職率低下につながり、採用・育成コストの削減にも役立つだろう。

心理的安全性を高める方法

心理的安全性を高めるためには、職場の雰囲気を良くし、従業員同士がお互いにサポートし合えるような関係性を構築する必要がある。

発言する機会を均等に設け、役職にとらわれずアイデアや意見を積極的に発信できるような環境づくりも必要だ。

また、従業員それぞれの資質を正確に把握してチームの組織編成を見直すなど、チームとして業務に取り組めるようにしていくことも重要になる。

さらに、評価方法を見直して目標達成の成果だけでなくプロセスを正当に評価できるようにするなど、不公平感のないクリアな人事評価も欠かせない

つまり、心理的安全性を高めるためには職場環境を見直していき、従業員が働きやすくやりがいを実感できる環境を提供する必要があるといえるだろう。

心理的安全性を高める上での注意点

心理的安全性を高める際に、居心地の良いぬるま湯のような関係性にならないように注意しなければならない。

上司は優しいだけでなく、これまでどおり指導や助言を行って部下の成長を促すことが重要だ。

仲が良いだけでなく、従業員がお互いに切磋琢磨して高め合えるような関係性が必要になるといえる。

そのためには、目標管理における目標設定や課題解決・改善のための議論も積極的に行わなければならない。

とくに、従業員が同じ方向性に向かって尽力できるような仕組みづくりが必要になるだろう。

そのような場合には、目標の共有や進捗状況を一目でチェックできるGoalous(ゴーラス)の活用がおすすめだ。

Goalousなら、従業員ひとりひとりの目標設定や進捗状況が確認できるため、同じ方向性を目指して業務に取り組むことができるようになる。

また、どのようなことに挑戦してきたかを振り返ることができ、取り組んできたことを正確に把握したうえでクリアな人事評価を行えるようになるのもメリットのひとつだ。

もし、心理的安全性を高めて従業員のエンゲージメントを向上させることが難しければ、Goalousの無料セミナーへの参加をおすすめしたい。

心理的安全性や従業員エンゲージメント向上に役立つ情報を得るための手段として、参加を検討してみてはいかがだろうか。

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まとめ

心理的安全性は、企業内で従業員がどの程度働きやすいと実感できているか、企業に貢献したいと思えるかに関わる重要なものだ。

従業員の働きに対して、企業が環境整備や働きやすいチーム組成などを行う形でフィードバックする必要があるだろう。

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