人事評価にやる気をなくした部下への効果的な対処法は?

執筆者 | 6月 1, 2021 | モチベーション, 人事評価 | コメント0件

人事評価を行った際、下された評価に不満を持った部下はやる気をなくしてしまうことがある。

特に管理職の場合、人事評価の結果次第で部下のやる気が左右されるというのは、普段の業務に影響を及ぼしかねない重要かつデリケートな問題だといえるだろう。

なぜ、部下は人事評価に不満を持ってしまうのだろうか。その原因を特定し、部下がやる気をなくさないようにするには、どのような対策を講じれば良いのだろうか。

この記事では、部下が人事評価に不満を持ってしまう原因や、やる気をなくしてしまった部下に対する接し方について紹介する。

なぜ部下は人事評価に不満を持ってしまうのか

部下が人事評価に不満を持ってしまう原因はいくつかある。重要なのは「人事評価の正当性」や「部下が納得できているか」であり、管理側は可能な限り評価に至った理由を明確に提示しなければならない。

ここからは、部下が人事評価に不満を持つ原因として考えられる、2つの事柄について紹介する。

評価基準が不明瞭

部下が人事評価に不満を持つ原因のひとつとして、評価基準が不明瞭になっていることが挙げられる

評価の基準が公開されておらず、「自分がなぜその評価になったのかがわからない」といったようなケースだ。

また、極端に成果や目標の達成値ばかりが重視されるような人事評価も、部下がやる気をなくす原因になる。

反対に、成果を上げているにも関わらず評価が低いと感じる場合も、やる気をなくしてしまうだろう。

正当な評価であることを部下に納得させるには、まずは人事評価における評価の基準を明確に示すことが重要だ。

評価する上司への不満

人事評価を行う上司に対する不満が原因で、部下がやる気をなくしてしまうこともある
主観的な評価をされている場合に多く、評価基準が担当する上司によって差が出てしまうようなケースだ。

同じような成果を上げている同僚と比べて、自分のほうが低評価を受けるような状況であれば、部下はやる気をなくしてしまうだろう。

また、評価を行う上司への不満のひとつとして、人事評価に対するフィードバックが十分ではない点も挙げられる

どのように行動し、どのような実績や成果を達成すれば評価が上がるのかを部下にフィードバックできなければ、部下自身も目標を見失ってしまうだろう。

つまり、評価基準があいまいさで、なおかつ上司との関係性に問題があるというのは、部下のやる気が低下しやすい状況だといえるのだ。


人事評価にやる気をなくした部下への対処法

では、人事評価に部下がやる気をなくしてしまった場合、どのように対処すると良いのだろうか。

部下がやる気をなくしたときは、不満をもっている原因を聞き出し、納得できるような評価理由を明確に伝えることが大切だ。

ここからは、人事評価が原因で部下がやる気をなくした場合の対処法や、接し方のポイントについて紹介する。

自社の評価基準を公開する

人事評価に部下がやる気をなくしたときは、まずは自社の評価基準を公開して明示する必要がある。

その目的は、評価基準や評価項目を社員全員に公表して周知することで、自分がどのような努力をすれば良いのかがわかりやすくするためだ。

評価基準を理解することで、普段の業務で求められている行動や成果が明確になるため、自己評価と人事評価の差が生まれにくくなる。

結果的に、なぜそのような評価になったのかを理解することができ、評価に納得してもらいやすくなるだろう。

部下との定期的なミーティングを設ける

人事評価では、上司が部下にフィードバックを行い、次の行動へつなげることが重要だ。
また、成果ばかりを見るのではなく、部下の頑張りや成果を上げるために行ったプロセスを把握することも欠かせない。

そのためには、部下と定期的にミーティングを行う機会を設け、状況確認やより高く評価されるためのアドバイスを行う時間を作ることが効果的だ。

部下自身が人事評価に納得することが、やる気をなくすのを防ぐことにつながるため、普段から部下と話す機会を定期的に設けておきたいところである。

自社の評価制度に疑問を感じたら

自社の評価制度に部下が不満を持っていたら、人事評価制度そのものを見直す必要がある。

正当な評価ができているか、評価理由を明確に部下に説明できているかなどをチェックし、自社に最適な評価制度へと改善していくことが大切だ。

評価制度の見直しや運用を行う際は、必要な機能が備わっているツールが役に立つ。

目標管理ツールのGoalous(ゴーラス)なら、プロジェクトの進捗状況や目標達成率など、部下の取り組みが一目でわかるため公正な評価が実現しやすくなる

オープンゴール機能で社員の目標や進捗状況を共有すれば、部下自身が自分の成果を同僚と比較・把握しやすくなるだろう。

さらにGoalousにはメッセージ機能やサークル機能も搭載されているため、業務連絡だけでなく気軽な雑談なども行うことができる。

不満や悩みを抱えている部下のために気軽に相談しやすい環境をつくることも、やる気をなくしてしまうのを防ぐうえで効果的な対策だといえるだろう

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まとめ

人事評価で部下がやる気をなくしてしまう背景には、部下自身が自分に下している評価と、実際に受けた人事評価の間に差があることが多い。

この乖離を埋めて部下が自分自身を正当に評価できるようになることも、人事評価に対する不満を減らすことにつながる重要な対策である。

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