リーダーシップ論とは?現代に最適な指導法について解説

リーダーシップ論が語られてきた歴史をみると、時代ごとに変化していることがわかる。
現代ではリーダーにさまざまな要素が求められ、あり方も多様化しているため、リーダーになれる人物が限られているとはいえない。

なぜならば、自分自身の意識を変えたり目標を持ったりすることで、リーダーとよばれる人物になり得るためである。リーダーシップがとれるということが、社会で求められるスキルの一つとなる。

リーダーシップ論の歴史

リーダーシップをとれる「リーダー」の定義は、時代によって変化してきた。古代ギリシャから現代まで、年代ごとにリーダーの人物像は大きく変化している。

リーダーシップ論の多くは20年ごとに認識の変化がみられ、現代のリーダー像は、1980年から1990年に始まっている。

時代によって異なるリーダーシップ論

時代によって異なるリーダーシップ論を、年代別にみていこう。

古代~1940年代は「リーダーシップ特性論」の時代。
この時代のリーダーは、「持って生まれた特性」として考えられていたため、リーダーシップ論は、体格や性格、行動の特徴について研究されている。

しかし、リーダーとなる人物の共通点を比較しても同じ特徴は少なく、別の研究が必要と認識され始めるようになった。

1940年代~1960年代は「リーダーシップ行動論」の時代。
リーダーシップは生まれ持った特性ではなく、「行動」で発揮されると考えられていた。

優れたリーダーや、そうでないリーダーの行動を比較し研究することで、リーダーを創りあげようとしていたのだ。

1960年代~1980年代は「リーダーシップのコンティンジェンシー理論」
全ての状況において、最善となるリーダーは存在しないと考えられ始めた時代。
優れたリーダーは、同じような特性や行動性を持っているのではなく、シチュエーションに合わせて変化するとも考えられていた。

そして、現代のリーダーとして考えられている人物像は、より多様化している。カリスマ性であったり高い倫理観であったりと、さまざまな要素が現代のリーダーに求められているのだ。

多様化するリーダーシップ

現代におけるリーダーは、さまざまな特性で分けられる。

「カリスマ的リーダーシップ理論」
人を魅了するカリスマ的な才能を持ち、将来を語ることができる人物を指す。人を導くことができる人物こそリーダーという考え方でもあり、カリスマの定義については、いまだに議論がおこなわれている。

「変革型リーダーシップ理論」
組織の変革を実行し、フォローする人(部下など)を従えて実現する人物を指す。組織が危機におちいった際に、再生のビジョンや戦略がたてられ、変革を実行できる人物をリーダーとする理論である。

「サーバント型リーダーシップ論」
リーダーをフォローする人物に「奉仕」することが大きな役目と考えられている理論のため、今まで考えられていた「フォロワーを導いていく」こととは反する。
この理論だと、コミュニティーの中でさまざまな意見を傾聴し、フォロワーに奉仕していくことで目的を達成していく人物がリーダーといえる。

現代におけるリーダーシップとは

現代において、リーダー像は実に多様だ。主となっているのは「変革型リーダーシップ理論」であり、組織の危機を回避したり再生したりできる人物が重要といわれている。

リーダーという立場にあるならば、軸を持った行動とともに、フォロワーを導くスキルを持つことが重要だ。リーダーに必要な資質のブラッシュアップをお考えであれば、「Goalous(ゴーラス)」の導入をおすすめしたい。

※導入前の無料セミナーはこちらから。
https://peatix.com/group/66244

リーダーシップのあり方はさまざま

現代のリーダーのありかたは、シチュエーションや組織によって変わる。リーダーとフォロワーの関係性がタイプ分けされているので、探っていこう。

「民主型」
プロジェクトなどでメンバーが話し合いながら方向を定めていくスタイル。短期間で一定の成果を上げることに難しさはあるものの、メンバーの自主的行動を引き出すのに適している。このケースでは、リーダーはサポート役として統制を取る。

「専制型」
メンバーの行動一つひとつにリーダーが関与していく。リーダーが積極的に指示を出し、失敗が許されないプロジェクトで有効な方法とされているが、メンバーの自主性を引き出す場面が少なく、人材の育成という要素が少ないケースがほとんどとなる。

「放任型」
言葉そのままの意味を指す。リーダーがメンバーを放任し、それぞれが独自の判断で行動するため、優秀な人材で形成されたグループで成功するタイプといえる。

また、リーダーシップのスタイルが細分化されているので、それぞれの特性をみていこう。

「目標達成型」
組織でかかげた目標達成を最優先とするスタイル。メンバー個別のスキルや経験は見ず、あくまで数字のみを追いかける。

「ビジョン型」
リーダーがグループの目標や将来のビジョンを説き、メンバーを導いていくスタイル。必要な行動をリーダー自らが行うことでグループの信頼を得ていくため、カリスマ性があるリーダーに向いているといわれている。

「コーチ型」
グループ一人ひとりに目を向けるスタイル。面談などを通して個別の意志や意見を聞き、問題を解決していくため、グループ内でリーダーに対する信頼が高まりやすいメリットがある。

「集団維持型」
組織の目標を達成することより、グループの維持を優先するスタイル。営業職など数字を追う職種ではなく、各種調整業務を行う部署に向いているといわれている。

現代に求められるリーダーシップ

現代においてリーダーの素質には、その時々でフォロワーとの関係性やスタイルを変えていく柔軟性も必要とされる。フォロワーの信頼を集められることも必要とされ、人格や倫理観も重要視されている。

グループの目標においては、達成までのサポートをはじめ一人ひとりを導いていく器量も求められる。

また、自身が確実にミッションをこなし、フォロワーから厚い信頼を集めることも必要である。現代に求められるリーダーシップとは、メンバーそれぞれのがモチベーションを高めることできて、信頼もされる人物といえる。

まとめ

リーダーシップ論は奥が深く、古代の理論と現代とでは大きく変化している。時代の経済状況などで求められるリーダー像が変わることもあり、知っておくべき事項がいくつもあり、リーダーシップをとれることは、現代社会で求められるスキルだ。

ただし、やみくもにリーダーになろうとしても無理が生じる。リーダーになるにはそれなりの条件があり、自分自身のスキルをブラッシュアップし、信頼される人物になることが必要である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です