ダイバーシティマネジメントの事例・成功のポイントとは?

働き方改革の推進や人手不足解消のために、多様な働き方を受け入れるダイバーシティマネジメントが注目されている。

ダイバーシティマネジメントを採用したことによって、さまざまな立場の人材が集まり、新たなアイデアが生まれることもあるだろう。

この記事では、ダイバーシティマネジメントとはどのようなものなのか、成功例や成功させるためのポイントについて紹介する。

ダイバーシティマネジメントとは

ダイバーシティマネジメントとは、多様性や個性を意味する「ダイバーシティ」と、経営や管理を意味する「マネジメント」が組み合わさったものである。

つまり、性別・国籍・年齢・障がいの有無・居住地などの多様な人材を雇用し、活用していく経営手法のことを意味する

上述のような目に見えて理解できる多様性だけでなく、考え方や経験、働き方、子育て・介護の有無などの環境が異なる場合も当てはまる

このようなダイバーシティマネジメントが注目され始めた背景には、団塊世代の退職にともなう大幅な労働力の減少に備える目的がある。

人口減少による人手不足対策として「女性活躍推進」「定年後の再雇用」「子育てと仕事の両立」などが推進されているためである。

外国人労働者や時短勤務、テレワークなど、働き方や働く人の多様性を受け入れることで労働力を確保する狙いもあるだろう。

ダイバーシティマネジメントによって多様な人材を確保することで、新たなサービスや商品、働き方のアイデアが生まれる利点があるのも特徴になる。

近年、グローバル化や消費者ニーズの多様化もあり、新たな創造を行わなければ生き残れずに淘汰される企業が出てくるだろう。

そのような観点からも、今後ますますダイバーシティマネジメントを取り入れる企業が増加するのではないだろうか。

ダイバーシティマネジメントの成功事例

ダイバーシティマネジメントを取り入れることに成功した企業は多くある。

ここからは、成功事例をもとにダイバーシティマネジメントをどのように取り入れたのか、どのような変化が起きたのかを見ていこう。

Calbee

ポテトチップスなどで知られるCalbeeでは、性別にとらわれず活躍できるよう評価システムの見直しとダイバーシティマネジメントを取り入れた。

徹底した「成果主義」により、成果を上げれば評価される仕組みになっている。

同時に時短勤務やフレックスタイム制、在宅勤務などの制度も整備し、どのような働き方であっても適切な評価が受けられるようになった

結果的に女性管理職の比率が5.9%から6年半で22.1%へ向上するなど、女性が活躍する企業を実現できている。

また、出産を理由にした退職もほとんどないことから、子育て中の女性も働きやすい環境が整っていることがわかる。

株式会社スタートトゥデイ

「ZOZOTOWN」を運営する株式会社スタートトゥデイでは、6時間労働制を導入した。

育児中の社員が時短勤務をすることなく、保育園などの迎えに間に合うようになり、働きやすい環境づくりに成功している。

さらに障がい者スタッフも積極的に採用し、朝礼を手話で行うなどのコミュニケーションフォローを行える環境を整えている。

また、社員間のチームワークを重視することから、利益は全員で得たものとしてボーナスを均等支給にするなど珍しい取り組みも導入した。

「社員一丸となって仕事に取り組む」ことを主軸とし、より一体感のある社内風土の実現にも役立っている

株式会社メルカリ

株式会社メルカリでは男性の育児休暇取得率が約80%にのぼり、社長自らも育児休暇を2度取得している。

部下にも育児休暇を取りやすくするため、自ら率先して取得した形である。復職しやすい環境づくりとして、保育料や病児保育の費用も会社が負担している。

このことから、大企業からメルカリへの転職を家族が受け入れやすい環境になり、採用率の向上にもつながった

家庭が安定していれば仕事にも身が入り、結果が出ることでさらに評価される仕組みで、子育て中の男性社員のモチベーションをうまく引き出している。

このように、多様な働き方を企業が受け入れることで「離職率の低下」「採用率の向上」など、企業側にも多くのメリットがもたらされるだろう。

ダイバーシティマネジメントを成功させるポイント

ダイバーシティマネジメントを成功させるためには、いくつかのポイントを抑えておく必要がある。

ここからは、ダイバーシティマネジメントを導入するプロセスや重要なポイントについて紹介する。

目的を明確化させる

ダイバーシティマネジメントを成功させるためには、まずダイバーシティマネジメントを導入する目的を明確化させる必要がある。

既存社員の要望などにも耳を傾け、既存の社員が働きやすい環境を整えることから始めるのも方法のひとつだろう。

また、ダイバーシティマネジメントによってどのような目的を達成したいのかを考え、そのための具体策を明確にしておくことも重要になる。

たとえば、上述の成功例で紹介したような、時短勤務や在宅勤務、男性の育休取得率向上などを取り入れることも可能である。

優秀な人材の確保や離職率の低下、モチベーションの向上など、目的に合わせてどのような手段が適しているのかを検討する必要がある

従業員からの意見を募る

ダイバーシティマネジメントの導入にあたり、従業員からの意見を募るのも重要になる。

試験導入した制度をそのまま運用するのではなく、うまく機能しているのか、改善点はないかを確かめる必要があるためだ

実際に制度を活用している従業員から意見を聞き、修正や改善に役立てることでさらに効果的な制度づくりが可能になるだろう。

そのためには、積極的に社員とコミュニケーションを取ることができる環境を整えなければならない

コミュニケーションがうまくできていなければ、現場で何が求められているのかを把握できなくなるためである。

コミュニケーションの活性化を図るのであれば、コミュニケーションツールの導入をおすすめしたい

Goalous(ゴーラス)ならSNSの投稿のように、画像つきで気軽にコミュニケーションを取ることが可能である。

メールのようにビジネスマナーに則った定型文が必要なく、社内の上下関係に囚われずやり取りすることができる。

部署やプロジェクトのメンバーで目標や進捗状況の共有ができるため、育児休暇中の従業員も仕事の状況を確認し、発言することができる

そのため、ブランクを感じること無くスムーズに復職できるのもメリットのひとつである。

ダイバーシティマネジメントの導入には、制度化だけでなく制度を活用しやすい社内環境の整備も重要になる。

育児休業・介護休業中の従業員や、リモート・時短勤務で働く人にも社内の状況を把握しやすい環境にする方法も適しているだろう。

Goalousを活用することで、従業員間のギャップを抑えた情報共有や、コミュニケーションの活性化も可能になる。

つまり、Goalousはダイバーシティマネジメントの導入に最適なツールであることがわかる。

ダイバーシティマネジメントの成功率を上げるために、ぜひGoalousを活用してみてはいかがだろうか。

まとめ

ダイバーシティマネジメントは、すべての企業で同様の制度を取り入れられるものではない。制度にかかるコストの負担や、働く社員の状況、業務内容に違いがあるためである。

一方で、ダイバーシティマネジメントの導入によって、採用コストの削減や新たな商品・サービスなどの発案が可能になることもあるだろう。

ダイバーシティマネジメントのメリットを活かし、自社にうまく定着させるためには、運用しながらより良い形にアップデートしていくことが重要になってくる。

家庭と両立しながら安心して働くことができる環境を整えることで、社員のモチベーションアップや新たなビジネスチャンスにもつながることも十分に考えられる。

将来予想される人手不足な状況下でも優秀な人材が確保できるような、働く人にとって魅力的な企業を目指してみてはいかがだろうか。

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