企業の業績を「エンゲージメント」の向上で伸ばす時代がやってきた!

どの時代においても、社会で必要とされる会社経営が求められる。大切なのは、時代の空気を察知して変化に対応することだ。対応できない企業は、成長する見込みが望めないだろう。

今、人材部門から注目を集めている概念がある。社員の企業に対する社員の貢献度を意味する「エンゲージメント」という考え方だ。

エンゲージメントこそが、時代の変化に対応し業績を伸ばす鍵を握っていると考えられる。人材の力で会社を成功へと導くのである。エンゲージメントの意味や必要性、測定方法について解説しよう。

企業におけるエンゲージメントとは

まずは、企業におけるエンゲージメントについて説明していこう。

企業におけるエンゲージメントとは

エンゲージメントという言葉には、「愛着」「絆」「約束」や「契約」といった意味がある。婚約指輪をエンゲージリングと呼ぶように、特定の人物や企業、ブランドへの誓いを示す言葉だ。

企業活動におけるエンゲージメントには2種類ある。「顧客エンゲージメント」と「従業員エンゲージメント」だ。

前者は、顧客が商品・サービス・企業に対して置く信頼のことである。後者は、従業員が企業と一体になって成長し合い、絆を深めていくような関係を指す。ここでは「従業員エンゲージメント」を中心に進めていくこととする。

エンゲージメントという概念が浸透したのは、右肩上がりの経済成長が止まり、旧来の日本的な経営が通用しなくなったことが背景にある。終身雇用制度が崩壊して、人材がいとも簡単に離れるようになった。

離職率の高さや人材不足に悩む企業は少なくない。エンゲージメントには、このような問題を防ぐ効果が期待されている。

エンゲージメントの必要性・重要性

エンゲージメントが低い企業は、優秀な人材からどんどん辞めてしまう。成果を出しても、成長している実感が沸きにくいからだ。

良いパフォーマンスを出せる人材を活かして、業績を伸ばせる効果がエンゲージメントには期待できる。やる気の高い社員がいることで、従業員全体の士気も高くなっていくだろう。

個人のパフォーマンスが底上げされて、チーム・組織の力を鍛え上げることができる。この意味において、エンゲージメントは重視される傾向が強まっているのである。

エンゲージメントの高い企業を目指すために

次に、エンゲージメントの高い企業を目指すための具体的な方法について説明していこう。

エンゲージメント評価・測定方法

仕事に対して従業員が幸せを感じる会社・職場にするために欠かせない改善点を見つけるために、従業員エンゲージメントを調査してみるのはどうだろうか。エンゲージメントレベルを把握する方法は、以下の項目についてヒアリングすることだ。

エンゲージメントにおける評価指標

エンゲージメント総合指標
  • <内容>仕事・会社・職場に対して、総合的な評価を測る。
  • <質問例>「仕事を探している知人・友人・親族に、自社をすすめたいですか?」
エンゲージメントレベル指標
  • <内容>仕事に対して、どれだけの「熱量」「没頭」「活力」があるのかを確認する。
  • <質問例>「自分の仕事に、やりがいを感じますか?」
エンゲージメントドライバー指標
  • <内容>人間関係などの「組織」、難易度などの「職務」、自己肯定感などの「自己」に関する質問をする。
  • <質問例>「組織全体における戦略目標を理解していますか?」

各項目の質問をピックアップして、従業員に対してアンケートを実施。調査をするだけではなく、エンゲージメントが向上するように導くことも大切な仕事となる。

エンゲージメントを高めるポイント

エンゲージメントを評価・測定しながら、より高いステージへと目指すためには、3つのポイントを意識することも大切だ。

1.ビジョン・理念を浸透させる

企業はどの方向へ進もうとしていて、何を実現したいのか。成し遂げたいことはどんなことなのか。ビジョンやミッション、ポリシー、理念、目標など会社の存在意義について従業員に浸透させて理解を深めることだ。

2.「横方向」のマネジメントを行う

今までは、経営トップ・上司から部下への「縦方向」のマネジメントが主流だった。今後は、部門や組織を横断して、舵を取ることができる「横方向」の運営が求められる。考えの違う組織のベクトルを合わせることが、リーダーシップにおいて重要である。

3.従業員間で評価を行う組織にする

人事評価は、一方通行に近い形で、上司が部下に行ってきた。しかし、従業員間で行うことによって、多面的で客観的な評価ができるようになる。個々の能力をさらに発揮させて、企業の成長へと繋がる可能性が広がっていくだろう。

3つのポイントを効果的に実現する方法は、一元管理ができるシステムを使うこと。その代表的ツールに社内SNSがある。

ISAOが開発した社内SNS「Goalous(ゴーラス)」なら、個人が自ら設定した目標を、組織・チームで協力・マネジメントして達成まで導くことができる。エンゲージメントを向上させるためにも、ぜひとも、役立てて欲しいものである。

まとめ

企業における従業員エンゲージメントの必要性と、自社のエンゲージメントを測定する方法について解説してきた。

現時点でエンゲージメントが低い状態であっても、ポイントを遵守すれば向上させることはできる。ただエンゲージメントを高めるだけではなく、実際の業績に反映させなければ意味がない。一元管理システムを上手く使うことで、成果に結びつけていくことは可能になるだろう。

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