一人前の社会人に育てる!新入社員の研修内容を設計する方法

新入社員研修で一人前の社会人として育成するプログラムを組んでいる企業は多い。はじめて担当することになった場合、どのように研修を進めれば良いのだろうか。新入社員研修の手法と設計、ポイントについて解説する。

新入社員研修の手法はさまざま

新入社員の研修手法にはさまざまなものがある。代表的なものをここでは紹介しよう。

OJT

OJTは、実際の仕事場で行われる研修で、日々の業務を通じて教育を行う手法だ。実際の現場に入って研修を行うため研修コストはあまりかからず、ミスマッチを防ぐ手段として効果的なのが特徴である。

実務に近い形の研修になるため、通常はすべての新入社員研修が修了したあとに行われることが多い。

Off-JT

Off-JTは、OJTと異なり、仕事から離れて研修を行う手法である。セミナーや講演会などがOff-JTの例だ。Off-JTは、新入社員全体で教育したいこと、たとえば企業理念やビジネスマナーなどの研修として用いられる。

グループワーク

グループワークは、チームに課題を与え、共通の課題にチーム一丸となって取り組ませる研修である。会社組織の中では社員が協力し合って仕事を達成することが多いが、社員同士の協力に必要なコミュニケーションを育むのにも役立つ手法といえるだろう。

グループワークでは、リーダ的な役割を持つもの、アイディアを出すものなど、新入社員の得意とする部分が垣間見える。新入社員の得意な部分を見極める機会にもなるだろう。

ロールプレイ

ロールプレイは、社員に役割を演じさせ、それぞれの立場でものごとを考えてもらう手法だ。実際の業務でのロールプレイのほか、ビジネスマナーの研修でも活用されている。実務を疑似体験できるため、座学では補えない部分をカバーできるのが特徴だ。

新入社員研修の設計方法

新入社員研修にはさまざまな手法があるが、ただ手法を取り入れてみただけではうまくいかない。どのようなことを身に着けて欲しいか意識して研修を設計することが何よりも重要だ。新入社員研修の設計手順を紹介しよう。

研修のゴールや目標を設定する

新入社員研修を行うにあたって、どのような知識やスキルを身に着けて欲しいか考える。まずは、研修のゴールとなる部分を設定することが重要だ。現実と研修内容が乖離しないためにも、研修目標は経営者や現場社員にヒアリングして決めていくのが良いだろう。

なお、新入社員の育成は研修だけでは終わらない点にも注意したい。1年後、2年後、3年後と長期的な視点で、どんな社員になってもらいたいかを考えてゴールを決めると、実のある目標設定ができる。

実施する内容を決める

ビジネスマナー、社会人としての心得、会社について深く理解してもらうための研修など、具体的な実施内容を決めていく。複数の研修を実施する場合は、カテゴリーに分けてそれぞれの目標を明確にしておくと良いだろう。

内容を決めたら、チームワークやOJTなど、どのような手法を使って研修を実施するか、講師はどうするか、どのくらいの期間実施するのが適切か具体的な研修内容を落とし込んでいく

具体的なスケジュールを作成する

研修内容が定まったら、いつ、どのタイミングでどの研修を実施すれば効果的か設計する。会社の人材教育の状況に合わせて最適化するのが良い。同時に取り入れた方が新入社員にとって効果的と考えるのであれば、複数の研修を組み合わせて構築していくのも方法としてあるだろう。

新入社員研修を成功させるためのポイント

新入社員研修を成功させるには、どのような点に注意するべきだろうか。成功のために押さえておきたいふたつのポイントを紹介する。

定期的に研修内容を見直す

新入社員研修をしっかり練ったつもりでも、実際に研修を実施してみるとニーズに合わないなどちょっとした問題が発生することもある。実のあるものにするためにも、現場のニーズに沿っているか、今後の仕事に必要な研修か、定期的に見直すようにしたい。

研修を実施した社員の意見はもちろんだが、新入社員のスキルや意識向上が測れたかどうかを知るためにも、新入社員の意見も取り入れてみると良いだろう。現場社員や新入社員から好評だった部分は次に残し、不評だった部分は次の新入社員研修で改善できるよう設計する。

現場と連携して行う

新入社員研修の設計者がうまく研修を組み立てられたとしても、設計者の思惑どおりに研修が行なわれるとは限らない。研修担当者が、研修の意味や目指すゴールを認識していなければ、研修を効果的に実施できないからだ。

新入社員研修を成功させるためにも、ゴールや目的を社内で明確に共有しておきたい。必要に応じて、研修担当者からの評価も報告していくべきだろう。

社内SNSのGoalousなら、部署間の垣根を超えたコミュニケーションが実現する。目標達成のための機能も充実しているので、社内での目標の共有、目標に対する新入社員のアクションと評価、コミュニケーションの活性化にも役立てられるのではないだろうか。

まとめ

新入社員研修の手法はいくつかある。研修の内容を決めて、内容に合った手法で進めていくと良いだろう。新入社員とのコミュニケーションは新入社員研修の成功にも役立つので、コミュニケーションが活性化できるツールの導入も同時に考えていきたい。

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