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モチベーション 人事評価

モチベーションにも関わる人事評価は本当にいらない?

社員に優劣をつけて評価する人事評価制度を、正直面倒に感じており、いらないのではと考えるマネージャーもいるだろう。このように、マネージャーにとって人事評価は負担かもしれないが、辞めることはおすすめしない。

なぜ人事評価が必要なのか、この記事では人事評価のメリットとデメリットを紹介しながら、人事評価の必要性について解説していく。

人事評価を行うことで得られるメリット

人事評価制度が必要といえるのは、人事評価によって企業にさまざまなメリットがもたらされると考えられるためだ。たとえば、以下の3つのようなことがメリットとされる。

生産性が上がる

メリットのうちのひとつは、生産性の向上だ。人事評価が適切に行われ、成果に対して待遇が上ったり、任される仕事の規模が大きくなったりすると、人はモチベーションが高まる。

社員のモチベーションが上がるということは、もっと仕事を頑張ろうと思える社員が増えるということだ。

結果、ひとり一人が成果を得るために仕事に精を出すことで、生産性が上がることになる。個々の生産性の向上は、会社全体の生産性アップにもつながり、業績アップにも期待がもてるようになるだろう。

信頼関係が構築される

人事評価で上司が部下を適切に評価することは、すなわち、上司が部下の仕事ぶりを認めていることになる。仕事をしっかり見てくれているという安心感から、社員の企業に対する人事評価への信頼感を高め、上司との信頼関係の構築につながるだろう。

信頼関係が強固なものとなれば、社員の会社に対する帰属意識やエンゲージメントも高まり、人材の定着にも貢献する

人材育成に役立つ

人事評価制度は、個人の仕事の達成度を明確にする。上司の立場からすると、部下の向き不向き、得意不得意を測定する機会にもなるだろう。

上司が、部下の得意分野をしっかり把握できるようになることは人材育成にも役立つ。上司が、部下に対してそれぞれに適したスキルアップ方法を提示できるようになるためだ

組織全体としても、社員にとってどのような教育が必要か検討し、研修プログラムやキャリアアップ支援を策定することに役立てられるだろう。これにより、それぞれに適した指導が可能になるため、社員のさらなる成長も期待できる。

人事評価を行うことで見えてくるデメリット

人事評価は企業にメリットをもたらすが、デメリットもある。たとえば、以下のようなデメリットだ。

評価される仕事のみをして、挑戦しなくなる

人事評価制度があると、評価される仕事ばかりが注目される恐れがある。中には、評価される仕事をゴールと認識する社員も出てくるだろう。結果として、評価される仕事ばかりに力を入れる社員が増え、新しいことに挑戦する社員がいなくなるのがデメリットだ。

社員の挑戦意欲が減少すれば、組織としてのイノベーションも生まれなくなる。社員の挑戦を妨げないためには、評価するほうも、評価される側も人事評価にとらわれ過ぎないことだ。そのためにも、状況に応じて適切な目標設定を行い、適切に評価できるような環境の整備が求められる。

モチベーションが下がってしまう人もいる

人事評価は、部下のランク付けのような部分があるため、すべての社員を同列に扱うことはできず、どうしても序列ができてしまう。また、人が人を評価するので、完全に公平には評価できず、社員の中に不満が出てくるのも避けられない

中には、自己評価よりも低い評価を上司に付けられることによって、やる気を失い、モチベーションが低下していく社員もあるだろう。人事評価によってモチベーションを低下させないためには、日ごろのコミュニケーションが大切である。

理由は、コミュニケーションが円滑な組織では、人事評価のフィードバックもしっかり行われているからだ。なぜ結果がこうなったかを可視化させ、評価をフィードバックすれば、評価してもらえないという社員の人事評価への納得度も増す。
このように、人事評価には確かにデメリットも存在する。しかし、デメリットは工夫することでカバーすることが可能だ。



人事評価は組織の活性化のために必要

人事評価は面倒な面もあるかもしれないが、やはりメリット、デメリット比較しても、会社全体の利益のためには必要なことといえる。デメリットについても、以下の点を改善すればカバーできるので、人事評価はうまく活用していくのが良いだろう。

・適切な目標設定
・日頃からのコミュニケーション
・評価の正当性(評価方法や評価結果の可視化)

人事評価のデメリットを補い、組織にとってメリットの多い人事評価にしていくには、社内コミュニケーションとして利用できるGoalous(ゴーラス)がおすすめだ

Goalousの特徴は、気軽なメッセージ機能で社内間のコミュニケーションを活性化できること。そして、ゴール機能でそれぞれの目標が明確になり、社内のチャレンジ精神が活発になることである。

さらに、評価機能も付いているので、評価結果が可視化されるようになり、不当な評価がされないという社員の不満を減らすことができる。人事評価のサポートとして、Goalousが役立てられるのではないだろうか。


まとめ

人事評価はいらないと感じることもあるかもしれないが、組織全体の利益を考えるとやはり必要だ。人事評価を面倒で意味のないものにしないためには、目標設定や評価の正当化、コミュニケーションを改善し、デメリットをカバーしていくことを意識してみよう。