社内SNSの評価!メリット・デメリットとは

執筆者 | 8月 5, 2019 | マネジメント | コメント0件

SNSは休息に浸透し、現代社会の日常に欠かせないものとなっている。そして、SNSはプライベートだけではなく、ビジネスシーンにも浸透してきている。ここでは、社内SNSのメリット・デメリットについて見ていこう。

SNSの評価!メリットとは?

社内SNSを導入することで、どのようなメリットが得られるのだろうか。ここでは、そのメリットを大きく二つに分けて説明していく。

コミュニケーションが活性化

社内SNSの大きなメリットの一つが、社内のコミュニケーションの活性化だ。従来のメールやポータルサイトでは、どうしても返信に日数がかかる、つながりの薄い他部署のメンバーとは緊密な連携が取りにくいといったような弱点があった。しかし、社内SNSを導入することによって、双方向性のリアルタイムでのコミュニケーションが活性化される。

特に注目すべきは、従来のような同部署や身近な立場の従業員のみのコミュニケーションだけでなく、部署や業務、部門を超えたコミュニケーションが促進されるという点だ。今までは従業員のコミュニケーションが同部署ばかりで固まってしまい、それが原因で部署間の対立や軋轢、いわゆるセクショナリズムが問題となっていた。しかし、社内SNSの導入によってこのセクショナリズムを壊すこともできる。

このように、社内SNSを導入すれば、会社と社員、他部署、上司やメンバーなどとも円滑なコミュニケーションが取れるようになるだろう。

仕事の効率UPにつながる情報共有

社内SNSを導入することによって、多くの従業員がリアルタイムで情報を共有することができるようになる。これによって、仕事の効率UPも期待できる。

従来のメールなどのやり取りでは、どうしても返信を待たなくてはならない、複数の相手にいちいちメールを送らなければならないという問題があった。そのため、問題発生から解決までの時間が長くかかってしまっていた。しかし、社内SNSを導入すれば、特定の案件に関わっている相手だけではなく、一度にたくさんの従業員や部署の間で仕事に関連するノウハウや仕事内容を共有できる。そうなれば、特定の部署だけでなく社員全体のしごとの効率を向上させることができるのだ。

また、社内SNSの導入には、仕事の進捗状況や他部門のノウハウを社内で共有できるようになるというメリットもある。従来のやり方では、その案件に関わっている従業員しか進捗状況が分からない、他部門のノウハウが入ってこないという問題があったが、社内SNSを導入すれば会社全体で情報が共有できるので、こうした問題が解決できる。

社内SNSの評価!デメリットとは?

社内SNSの導入には、メリットばかりではなくデメリットも存在する。ここでは、社内SNSの導入によるデメリットの例を解説していこう。

社内の雰囲気の悪化する可能性

社内SNSは使いやすく、たくさんの従業員が手軽に使えるコミュニケーションツールである。しかし、その反面、しっかりとルールを決めておかないと社内の雰囲気を悪化させてしまうこともある。

ルールを設定していないと、特定の従業員に対する誹謗中傷が増加するようなマナー意識の低下を招くことがある。社内SNSでそうした傾向が強まってくると人間関係も悪化し、社内の雰囲気が悪くなってしまう。また、積極的に使用する人とそうでない人が分かれてしまうと、積極的に使用する人ばかりでコミュニティが形成されてしまうので、後からそこに新規参入者が入りにくくなるのだ。

このようにして社内の雰囲気が悪化すると、社内SNSの評価は下がり、誰も利用しなくなってしまう。そうならないためには、事前に社内SNSのルールをしっかりと決めておく必要がある。

社内SNS導入・管理コスト

社内SNSの導入やその運営には、当然それ相応のコストがかかる。だからといって、それらのコストを削減してしまえば、社内SNSの運用は従業員に丸投げすることになってしまうので、どのみちうまく機能しなくなるだろう。ただ単にツールを導入すればいいわけではなく、その使い方をしっかりと社員に指導しなくてはいけないのだ。

逆に、導入や運用に大きなコストをかけたからといって必ずしも十分な成果が出るわけではない。ルールの設定や使い方のガイドライン化などの工夫で、かけたコスト相応の成果が出せるようにしなくてはいけない。

社内SNSで失敗しないためには

高いコストをかけても、やり方がまずければ社内SNSの活用は失敗してしまう。社内SNSを正しく活用するためには、間違った浸透を防ぎ、正しい社内ツールを選択することが必要だ。

社内SNSを成功させる為のツール選び

一口に社内SNSと言っても、その数は膨大でどれを選んでいいかわからないことも多いだろう。各種SNSについての情報はネットにたくさんあるので、まずはネットで調べてみよう。そして、それらの内容を確認したら導入したときのことをイメージする。うまくイメージできない場合は、無料体験が使えるものもあるので、実際に使って使い心地を確かめてみよう。

今回は、SNS型目標管理ツールのGoalous(ゴーラス) を紹介する。Goalousは目標やゴール達成をチームやグループで共有できるSNSで、うまく活用することで社内のコミュニケーションを活性化させることができる。

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まとめ

社内SNSのメリットはコミュニケーションの活性化と、仕事の効率UPである。デメリットは、ルールをしっかり設定していないと社内の雰囲気を悪化させる可能性があること、導入や管理に相応のコストがかかることである。組織に課題を抱えているマネジメント層は、株式会社Colorkrewが開催している組織改善をテーマとした無料セミナーにも足を運んでほしい。

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