近年、社内SNSが注目を集めている。社内SNSとは、企業向けのコミュニケーションツールの1種だ。
社内SNSを導入し、実際に業務効率の改善や生産性の向上に結びついているかを把握するには、効果を検証する作業が欠かせない。
そこで、今回は、導入効果を測定する機能がついた社内SNSを紹介する。併せて、社内SNSの目的や導入前の留意点についても解説する。
社内SNSを導入している企業は増えているのか
近年注目を集めている社内SNS。国内企業の導入は、どの程度進んでいるのだろうか。以下で詳しく紹介する。
社内SNSを導入している企業は増えている?
さまざまな情報が溢れる現代、企業の生産性を上げるために、社内での情報伝達や共有を促進する手段を考えることは重要課題のひとつだ。
そのための手法として、とりわけ注目を集めているのが、社内SNSである。社内SNSとは、チャット機能やグループ機能、フォルダ共有機能などにより、社員同士の情報共有やコミュニケーションを促進するためのツールのことだ。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の2017年の調査によると、大手企業の約30%が社内SNSやビジネスチャットを導入しているという。決して高い数値とはいえないが、今後企業向けのセキュリティが強化された社内SNSの利用が増えていくことが予想されている。
社内SNSの導入する際の目的やポイント
社内SNSには多くの製品が販売されている。「導入したのに、まったく活かされていない」ということがないように、導入前に知っておきたいポイントを解説する。
社内SNSを導入する目的は
社内SNSの導入目的の1つは、社内のコミュニケーションを活発にすることである。社内SNSにはチャット機能やグループ機能がついており、コミュニケーションのハードルが低くなる。そのため、メンバー間で連絡や相談、提案が盛んに交わされることが期待できるだろう。
・情報共有の簡易化
掲示板機能やチャット機能が実装されている社内SNSでは、対面や電話、メールなどに比べて、情報の伝達が容易である。また、多くの社内SNSではモバイル対応がされている。そのため、いつでもどこでも情報共有をすることができる。
・外部とのやり取りの簡易化
社内SNSでコミュニケーションや情報共有ができるのは社内の人間だけではない。取引先など、外部の関係者とも頻繁に連絡を取り合うことも可能だ。
社内SNSを導入する場合のポイント
社内SNSの利用は企業の生産性向上にも効果的だ。しかし、導入には以下の点に留意する必要がある。
・利用する社員が使いやすいものか
社内SNSには多くの機能が実装されている。しかし、ときに機能の多さが複雑さや扱いにくさの原因になることも。
社員が社内SNSを使いこなすには慣れが必要だ。とくにパソコンやスマートフォンなどの扱いになれていない社員が多い職場の場合、シンプルな機能のものを選ぶなど、社員の扱いやすさに留意した製品を選ぶことが大切だ。
・目的と機能がしっかり一致しているか
社内SNSは製品によって搭載されている機能が異なり、個性的なものも多く販売されている。そのため、導入の目的や使用する場面を明確にした上で最適なものを導入しないと、100%使いこなせないリスクがある。
製品それぞれの特性を理解し、最適な一つを選択しよう。
・資料請求や無料版を使用するのもおすすめ
社内SNSの導入では、いくつかのツールから自社の目的や特性に応じたものを比較検討するのが一般的である。そこで、有益な検討材料になるのが資料や無料版だ。とくに社内SNSを初めて導入する企業は、さまざまなツールをじっくり比較すべきだ。
社内SNSの効果を測定したい
社内SNSの導入で留意したい点のひとつに、「効果測定ができるか」という視点がある。仮に導入しても、どれほどの効果が出ているのかが把握できなければ、ツールの効果を十分に享受できないからだ。
SNS型目標管理ツールの「Goalous(ゴーラス)」には、インサイトやランキングによって社員のエンゲージメントが測定できる機能が搭載されている。そのため、導入後の効果測定が容易である。
Goalousは、ゴールをオープンにし、活動プロセスを見える化する。個々人の活動はフィードに投稿することで、メンバーが閲覧することができるため、社員にモチベーション高く業務を行ってもらいたい企業に向いている。
LINEやFacebookに近い機能を備えているので、扱いやすい点が長所だ。社内SNSの導入を初めて検討している企業にこそ、使い心地を知ってもらいたい。
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まとめ
社内SNSは使用目的に合ったものを選択し、正しく運用することで生産性の大幅な向上が期待できる便利なツールである。しかし、運用の仕方にはコツがいる。
社内SNSの効果を最大限に高める秘訣は、定期的に効果測定を実施し、課題を発見・修正し、PDCAサイクルを回すことだ。
そのためには、効果測定の機能がついたものを選ぶことが大切である。Goalousもそのようなツールのひとつである。