社内SNSで失敗してしまう理由とは!成功に導く方法

執筆者 | 8月 13, 2020 | コラボレーション | コメント0件

社内SNSは、社内のコミュニケーションを活性化させる手段として有効だ。しかし、社内SNSを活用する社員が偏ってしまうと、意図しないところで一種のコミュニティが形成され、それがかえって、社内SNSで積極的に発言していない社員の参加を妨げてしまうこともある。

なぜ社内SNSを導入して失敗してしまうのか、考えられる理由と成功に導くためのポイントを押さえよう。

社内SNSで失敗してしまう理由

まずは、社内SNSを導入して失敗する主な理由をいくつか紹介しよう。

利用しているメンバーが限られている

社内SNSで失敗する理由のひとつが、固定のメンバーでコミュニティが形成されてしまうことだ。社員の中にはプライベートでSNSを使い慣れているものもいれば、あまり使い慣れていないものもいて、社内SNSの取り入れやすさは個々で異なる。

この状況が改善されないと、社内SNSを使うのはいつも同じメンバーになり、知らず知らずのうちに固定のコミュニティができあがるだろう。意図しないコミュニティができると、社内SNSを頻繁に使わない社員はさらに会話に入りにくい状態になってしまう

これにより、社内SNSがコミュニティを形成している社員だけのコミュニケーションツールになってしまい、期待していたコミュニケーションの活性化は起こらない。

目的が明確化されていない

目的を設定しないまま社内SNSを導入するのも失敗につながりやすい。目的もなくただ導入したのでは、社員もどのようなことを発信すれば良いのか戸惑ってしまうためだ。

それでも、社内のコミュニケーションツールが社内SNSに限定されるなら、連絡手段として社内SNSは使われるだろう。しかし、メールや電話のほか、テレビ会議などほかのコミュニケーションツールをすでに導入している企業もある。

このような企業なら特に、社内SNSをどのようなケースで使うか設定していないと、すぐに使われなくなってしまう。会社側から社員に、どのような場面で使うべきか、目的を明確にして、社内SNSを使うきっかけを作る必要がある。

無駄な情報が多い

社員の社内SNSの投稿を促すために、投稿する内容を制限しないでいると、プライベートな情報ばかりが掲載、投稿され、社内SNSの運用に失敗するケースもある。

プライベートの情報ばかりで、業務に関係のない情報であふれると、プライベートで使用しているSNSと変わりない。社内SNSを介してコミュニケーションをとることは重要だが、仕事に関係ない情報ばかりが増えてしまうことも問題だ。

成功に導く効果的な社内SNSの活用術!

社内SNSで多い失敗の理由を挙げたが、それでは、どのようにすれば成功に転換できるのだろうか。ここでは、社内SNSを成功に導くための4つのポイントを紹介したい。

社内SNSの目的を明確化

社内SNSで失敗するケースでも説明したように、導入する目的が曖昧だったり、あるいは複雑だったりすると社員は混乱してしまう。社員にどのように使ってほしいか、目的を明確にして、それを社員に発信することが必要だ。

ひと口に社内SNSの導入といっても、さまざまな理由が考えられる。コミュニケーション、ノウハウの伝達による業務効率化など、会社の方針によってメインとなる目的は変わってくるだろう。

これらの目的を明確に設定するためにも、現状、社内で足りていない部分は何か、課題を把握することが不可欠だ。

社内SNSに最低限のルールを設定

社内SNSがプライベートな内容で埋めつくされたり、コミュニティのメンバーが固定されてしまったりしないために、制限を設けることは重要だ。しかし、社内SNSは本来コミュニケーションをとるツールであって、あまりに制限を作ると特徴でもある自由度がなくなってしまう。

ある程度の自由度を保ちつつも、プライベートに寄りすぎないようにするためには、最低限のルールを定める必要がある。たとえば、投稿数の上限を決める、投稿内容にルールを作るなどが効果的だろう。

適切な社内SNSの導入

社内SNSにもさまざまな種類があるが、どれも同じではない。機能面などさまざまな違いがある。社内SNSの活用を進めるなら、ビジネスに最適なものを選ぶのも重要だろう。

社内SNSの中でも、目標管理に特化したものGoalous(ゴーラス)だ。Goalousでは、メッセージ機能やサークル機能に加え、社員の目標をオープンにするゴール機能、社内で注目されているアクションが分かるインサイト機能、評価に役立つプロセスがたどれる機能など、社内のさまざまな問題の解決に役立つ機能が備わっている。

ウェブページでは成功事例や導入事例も多数掲載しているので、具体的な導入や目的の設定にも役立つだろう。

試験的に導入を試みる

最適な社内SNSを定めたら、いきなり全体に導入するのではなく、試験的に導入していく方が導入成功に近づく。早く社員に活用してもらおうと全体での導入を進めると、思わぬトラブルが発生したり、混乱が生じてしまったりするためだ。

同じトラブルや混乱なら小規模の方が修正もききやすい。まずは一部の部署で導入して、検証、修正してから全体に取り入れた方が失敗は少ないだろう。

まとめ

会社の目的に沿って社内SNSを取り入れるには、適切な社内SNS選びが大きなウエイトを占める。Goalousはビジネスに適した機能を多く備えており、社内の課題解決に貢献できる点で、有力候補になるのではないだろうか。

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