従業員の満足度を高める人事評価制度

執筆者 | 5月 10, 2021 | マネジメント, 人事評価 | コメント0件

人事担当者にとって、自社の離職率は悩みのひとつだといえるだろう。離職率が高くなる原因として、人事評価制度がしっかり整備されていないというケースがある。
この記事では、人事評価制度の目的や3つの要素について解説していく。本記事を参考に、適切な人事評価制度を制定して離職率低下を実現していこう。

人事評価制度の目的

人事評価制度とは、社員の能力や貢献度を評価し、評価をもとに処遇へ反映する制度のことだ。賃金制度や昇給制度、昇格制度などが人事評価制度に含まれる。

人事評価制度の目的は、企業と社員の成長を促進させることだ。具体的には、以下のような狙いがある。

・社員の処遇を適切に行うことで社員のモチベーションを上げる
・社員の能力を客観的に評価することで適切な人員配置につなげる
・社員の評価を可視化することで人材育成に役立てる
・社員に現状を示し目指すべき方向に導く
・評価を上げるための社員の行動を促す

上記のように、人事評価制度が適切に運用されれば、企業にとっても社員にとってもプラスになる。結果として、企業も社員も成長できることが、人事評価制度を整備する目的だ。



人事評価制度における3つの要素

人事評価制度には、3つの要素が存在する。「評価制度」「等級制度」「報酬制度」の3つだ。
ここからは、人事評価制度の理解を深めるために必要な3つの要素について解説する。

1.評価制度

評価制度とは、業務の評価基準、評価方法を定める制度のことだ。適切に評価制度を運用するために、企業の行動指針を策定する。行動指針とは、企業の方向性を示し、ビジョンを実現するために社員一人ひとりがどのように行動すべきかを整理したものだ。

評価制度では、企業の行動指針をベースに、評価対象期間の社員の業務を評価する。評価制度による評価によって、通常は等級や報酬が決定されるため、等級制度や評価制度と相互に関わりが深い。

2.等級制度

等級制度とは、能力、職務、役割などで区分して組織化する制度のことである。等級を設ける目的は、社内の序列を明確にすることだ。社内の組織構造がどのようになっているかを明確にし、等級ごとにどのような役割や能力をもつべきかを明らかにする

等級制度の特徴は、等級ごとに権限や責任が変化することだ。等級が上るほど権限が大きくなるが、そのぶん責任も増す。

等級制度は、評価に応じて等級を決定することから、評価制度と結びつきがある。また、等級により報酬が決定することから、報酬制度との関係も深い。

3.報酬制度

報酬制度は、給与をはじめ、賞与や昇給など報酬の規定を決定する制度のことである。報酬は、評価に基づき決定された等級によって決まることが多い。報酬制度は、評価制度や報酬制度と結びついているため、社員それぞれの評価にあった賃金支給が行えるようになる。

このように、人事評価制度は、評価制度、等級制度、報酬制度の3要素が相互に関係し合うことで成り立っている。旧来の日本企業では、勤続年数や年齢を重視した、いわゆる年功序列による人事評価制度が多く取り入れられてきた。

しかし、働き方が多様化する現在、旧来型の人事評価制度では、適切に社員を評価できなくなってきている。年功序列から成果主義に重点を置く企業も増えた。

いずれにしても、社員が適切に評価されていると感じられるような、企業に合った人事評価制度を整備することが重要だ

人事評価システムが適切な評価制度を実現

適切な人事評価制度の実現に役立つのが、最新の人事評価システムの導入だ。

従来のアナログ型の人事評価の場合、どうしても評価が主観的になることがある。しかし最新のデジタルツールを使えば、データをもとにした客観性の高い人事評価が可能となるだろう。
人事評価を公平に行うためには、専用の人事評価システムを活用するのがおすすめ
現在ではさまざまな人事評価システムが増えているので、自社に合ったシステムを導入することが大切だ。

人事評価システムを導入すれば、分析機能やデータ取得などにより、効率的な人事評価が可能となる。人事担当者の業務負担も軽減でき、人事評価制度の本来の目的である社員と会社の成長にも注力できるのではないだろうか。

SNS型目標管理ツールGoalous(ゴーラス)も、公平で効率的な人事評価に役立つ機能が備わっている。

・ゴール機能でそれぞれのゴールが共有できる
・評価機能でゴールへのプロセスや結果が見える

それぞれの目標に対する結果や行動が可視化できるため、評価をしっかり行えるのがポイントだ。公平な評価は社員の不満軽減に効果的なので、結果として退職率の低下につながる

そのほかGoalousにはチーム管理に役立つさまざまな機能があるので、導入すれば人事担当者の業務負担を大幅に軽減することができるだろう。

まとめ

このように、企業にとって適切な人事評価制度は非常に重要なことである。社員に対する正当な評価は離職率低下につながるため、人事評価制度はしっかりと整備することが大切だ。

公平性の高い人事評価制度を整備・構築するためには、今回紹介した3つの要素を基準にすることが基本だ。加えて最新の人事評価システムを導入すれば、より精度の高い人事評価を実現することができるだろう。
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