コミュニケーション不足は危険!今すぐ解決できる方法はこれだ

執筆者 | 1月 18, 2019 | コミュニケーション | コメント0件

社内の業務を効率化させ、企業の業績向上のためには、経営者と社員・上司と部下などの円滑な社内コミュニケーションは必要不可欠なもの。

しかし、自分の出した指示の意図を正しく理解してくれない、返事をメールのみで済ませられてしまう、反抗的な態度が目立ち自分の意見ばかりを主張するなど、部下や社員との社内コミュニケーション不足に悩んでいる経営者や上司は多いのではないか。

本記事では、社内コミュニケーションがうまくいかない原因から、企業におけるその重要性と社内コミュニケーション不足が招くミスや社内外へ及ぼす悪影響、社内コミュニケーション不足解消のために採り入れたい事例や、近年開発され注目を集めている社内SNSツールを紹介する。

コミュニケーション不足はなぜ起きる?

社内コミュニケーションがうまくいかない理由として挙げられるのは、コミュニケーションの量に問題がある場合と、質に問題がある場合、量・質ともに問題な場合がある。はじめに、それぞれが起こりやすい状況について説明していこう。

暗黙の了解という概念

量が問題の場合、部下は上司に畏縮し心を開けず意見をうまく言えていない事が多い。上司自身も業務に追われていることによって、部下を気に掛けつつも、つい指示が簡素となりコミュニケーションに時間をあまり割くことがない。

このような場合、上司は部下へ指示を「出したつもり」となる。

コミュニケーション軽視の風潮

質が問題の場合、上司は部下の都合を考えず一方的な指示や要求を出しているのではないだろうか。そうすると、部下がそれを面倒にて感じ手軽なメールだけで対応を済ませ、直接的対話の重要性を理解しないままとなってしまうだろう。

このような場合、部下は上司の指示を「聞いたつもり」となる。

そもそもコミュニケーションとは、共有を意味するラテン語に由来している。上司・部下間で共有がなく「言った」「言わない」誤解が起こる原因の根底には、相手が言ったから理解してくれた「だろう」、相手に言われた内容はこう「だろう」という暗黙の了解が潜む。日本社会特有の概念が円滑なコミュニケーションの妨げとなる場合が多くみられるのかもしれない。

コミュニケーションが重要な理由

社内コミュニケーションは、社員たちが働く環境のうえで重要な役割を占める。うまく成されていれば社員たちのモチベーション向上ひいては企業の業績アップに繋がる、しかし問題があると離職者増加や企業イメージ低下を招く。

ここでは、社内コミュニケーション不足が招く損失と円滑な社内コミュニケーションが生む利点について説明する。

コミュニケーション不足は企業の損失

社内コミュニケーションが不足すると、社員達の助け合い意識の欠如から、みなが個人プレーに走りがちとなる。上司・部下間だけではなく他部署間や社員同士、チーム内でも連携が取れなくなってしまう。情報共有を疎かにしたことにより、防げたはずの小さなミスや予期せぬクレームを生んでしまうこともあるかもしれない。クレームによって企業が大損益を被る危険性も無視はできない。

生産性向上を期待できる

社内コミュニケーションがうまくいくいっていると、社員たちの「この会社で働き続けたい」意欲が増し、他者を思いやる余裕も生まれる。チーム内へ情報共有の輪が広まると他部署間の交流も盛んとなる。誰かが問題を抱えていた場合、解決策や業績アップにつながる意外なアイデアが生まれる可能性もある。

コミュニケーション不足を解決するための方法

社内コミュニケーション不足を解消する方法(ツール)としては、従来のミーティングに代表される対面型とメールに代表される非対面型が主であり、非対面型のひとつに近年注目されている社内SNSツールも挙げられる。最後に、それぞれの方法と内容を説明しよう。

対面コミュニケーションの機会を増やす

対面型社内コミュニケーションの代表例はミーティング。経営者や上司・社員と部下とのマンツーマン体制をしいたり、新入社員の不安軽減のために社歴が浅い社員が面談に行くこともある。ミーティングというと堅いイメージを生むことから、スポーツ大会や合宿など社内イベントを積極的に行っている企業もある。

ツールを活用する

非対面型社内コミュニケーションの代表例はメール。出先からもやり取りが出来ることが利点のメールに加えて、今や世代を問わず利用が盛んなない利用が進みつつあるSNSを社内向けへ応用。よりコミュニケーションに特化した「社内SNSツール」も開発されている。その中で注目したいのが、社内の動きを「見える化」することで業務効率化を促進する「Goalous(ゴーラス)」である。

まとめ

ここまで、企業において社内コミュニケーション不足が起こる原因と円滑な社内コミュニケーションが持つ重要性、社内コミュニケーション不足が招く問題点に加えて、それを解決へ導くための方法をいくつか紹介してきた。従来のミーティングやメールだけではなく社内行事を積極的に取り入れる企業も多い。

新たな試みとして社内SNSの導入を検討している企業もある。「Goalous(ゴーラス)」は、社員間のメッセージやり取りだけではなく、部署やチーム毎にサークルを作成できる機能がある。メンバーは自分が設定した目標達成のために行った活動を写真で投稿出来て、経営者や上司はこれまでは困難だった社員一人ひとりの行動や業務の進捗状況把握に努めることができる。

貴社の社内コミュニケーション活性化のカギは新たなツール導入が握っている。この可能性にかけてみたい経営者や上司の方々は、導入を検討してみてはいかがだろうか。

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