マネジメント・目標設定のコツを紹介。管理者は必見!

執筆者 | 12月 15, 2018 | OKR, ゴール, マネジメント | コメント0件

メンバー間の目標設定やマネジメントにお困りの人もいるのではないだろうか。
マネジメントが上手くいかないと、業務全体に悪影響を及ぼすこともあるため危険である。

ただし、マネジメントも正しい方法を知らないと効果が発揮されにくい。そこで今回は、目標設定やマネジメントをするときのコツを紹介しよう。

チームマネジメントにおける目標管理のメリット

チームマネジメントでは、目標管理を行うと良い。目標管理によって何が変わるか、3つのメリットを紹介する。

ゴールが明確になるため成果を出しやすくなる

あやふやな目標、間違った目標が設定されると、チームはどこに向かって進むべきか方向性を失ったり、進む方向性を間違ったりする。会社によっては、目標すら設定していないケースもあるだろう。

チームマネジメントで目標管理を取り入れるメリットは、このようなあやふやな目標、間違った目標がなくなることだ。明確な目標が設定されることにより、それを達成するための計画や中期目標などが立てやすくなる。

つもり、成果を出すためにどういった行動が適切かを考えることができるようになるため、成果が出しやすくなるのである。

メンバーのモチベーション向上や維持につながる

チームマネジメントで目標管理を取り入れると、メンバーのモチベーションにもプラスになる。適切な目標設定ができていれば、目標に対する責任感が持てるようになり、「こうすれば目標に近づきそうだ」と行動に自主性が生まれるためだ。

自主性が高まれば、個々のパフォーマンスの向上にもつながる。目標を常に意識できる環境があることで、モチベーションの向上や維持といったモチベーション管理にも役立つだろう。

会社にとっても、社員のモチベーションや自主性が上がることは大きなメリットだ。意欲的に仕事に取り組む社員が増えるため、業績アップなどの良い結果も期待できる。

進捗状況を把握できるようになる

目標管理によってゴールが明確になるということは、進捗状況も把握しやすくなるということだ。進捗を目に見える形にすれば、目標達成まで状況に問題ないか、リカバリーが必要か、メンバーが判断して的確に動けるということだ。

目標に対して思うように進んでいないときは、必要に応じて計画の見直しやリスケジュールなど、早い段階で対策も打てる。進捗状況により仕事の調整がしやすく、時間やコストの浪費を防げることも目標設定のメリットといえるだろう。

そして、進捗状況が把握できるということは、人事評価にもメリットがある。ゴールである目標の達成だけでなく、進捗を見て、目標に対する進捗の評価、プロセスの評価ができるためだ。

成果だけに縛られずさまざまな視点から人事評価できるので、より公平に評価が行える。目標設定による進捗やプロセスを取り入れることによって人事評価の改善が期待できるだろう。

チームのメンバーの目標設定!マネジメントするには?

チームリーダーやマネージャーなどの管理職には、マネジメントを求められることが多い。そして適当なマネジメントをすると、部下の信用も失いかねない。まずははじめに、マネジメントするコツから説明しよう。

メンバー全員の目標がチームの目標に集約されるように設定する

マネジメントするには、各メンバーの目標がチームの目標とつながるように設定することが必要である。
たとえば10人で組んでいる営業チームの目標を「前年比の売上高5000万円増」にするのであれば、それにつながる目標を各メンバーが設定する。

各従業員に設定する目標例としては

「1日○人の顧客に営業する」

「○○代の顧客を○人作る」

などがあげられる。その中で、チームの目標とはかけ離れている目標を設定しているメンバーがいた場合は、管理者が適切な目標へと導く必要がある。
なぜならば、メンバーが違う方向へ暴走する恐れがあるからだ。

管理者は、その目標を設定した理由をメンバーに尋ねた訊ねたうえで、そこからメンバーと一緒に目標の軌道修正をすると、メンバーとの距離感が近くなるだろう。メンバーへ目標や進捗状況を都度確認することは、チーム内の団結力を高める意味でも大事である。

そのメンバーにとってプラスになる要素を盛り込み、単なるノルマの消化と思わせない

目標をノルマだと思われると、メンバーのモチベーションが下がる恐れもあるため、必ずそのメンバーにとってプラスになる要素を盛り込む。

たとえば

「人見知りを減らすために、1日○人に声掛けをする」

「経理業務を身に着けて将来的に仕事を回すために、毎月の仕訳業務と決算業務を○日間で終える」

といった目標設定ならば、目標設定と目標を達成した後の背景が含まれる為、メンバーのやる気も変わるだろう。

各メンバーのキャリアアップにつながる目標を一緒に考えるのも、管理者の大事な業務である。

漠然とした目標も定量化することで、具体的な道筋を示す

定量化とは、変化している様を数値で表すことである。たとえば「1年後の売上を上げる」だと漠然とした目標設定でしかない。

それを「1年後の売上を前年比の25%増にする」という具体的な目標に変えると、前年度の売上額からをどのぐらい売上を増やせばいいのか流れが見えてくる。

さらに、前年度の業務内容と比較することで、今年度のアクションプランをたてやすくなるのもメリットである。メンバーが目標達成に向けて行動できるように、過去がどうだったかを伝えるのもリーダーの役目だ。

目標設定のマネジメントを手助けするツール

読者のなかには、目標設定のマネジメントが面倒だと感じる人もいるのではないだろうか。確かに、管理者が各メンバーの目標を落とし込むのは大変な作業である。

そんな人は、パソコン・スマートフォン上でマネジメントを手助けし作業が捗るツール(アプリ)を使ってみることをおすすめする。そこで最後に、ツールを使うメリットを紹介しよう。

ツールを使うメリット

ツールを使うメリットは大きく2つある。

マネジメントの管理がラクになる

ツールを活用すると一括で管理できるため、マネジメントの管理はラクになる。
現在は、スマホで利用できるツールもある。

スマホ上で情報共有を行えば、Excel・ホワイトボード・掲示板などに目標を記入する必要もない。スマホとネット環境さえあれば、グループ内で共有されている情報の確認も可能となる。

マネジメントにかける時間を減らすことは、本来の自分の仕事に集中でき、残業時間の削減につながる。充実したプライベート時間の確保もできるだろう。

外部の人に情報が漏れにくい

ホワイトボードに記入をすると、外部に情報が漏れて会社に大損失を与える恐れもある。しかし、ツールを活用すればパソコン・スマホ内での情報のやり取りとなるため、外部に情報が漏れる心配もほとんどない。

どんなツールがあるのか?

Goalous(ゴーラス)」はたのしく目標達成できる社内SNSである。

目標を設定できる

チームだけではなく、各メンバーの目標設定もできる。Goalousを見れば、全員の設定された目標内容が分かる。メンバー同士のメッセージ機能もついているので、気軽にコミュニケーションがとれる。

日々のアクション(行動)が見えて、評価ができる

目標を設定しただけで、満足してしまう人もいるのではないだろうか。
Goalousではゴール(目標)のためにしたアクション(行動)を日々写真で投稿することができる。アクションを見た人はリアルタイムでコメントや「いいね」をつけられるため、モチベーション維持にも効果的だ。

スコアを付けて評価することも可能

管理者はメンバーの目標を立てた後、期末にそれが達成できているかきちんと評価する必要がある。
そうはいっても、自身の業務が忙しいため部下の働きぶりに関心を持たず、評価の時期になり慌てて本人に仕事内容を確認する人もいるのではないだろうか。

Goalousはゴール達成のため、どんなアクションをしているのか日々投稿できるので、意識せずともメンバーの進捗状況が目に入ってくる。

期末にはゴールに紐づくアクションをまとめて閲覧できるため、成果だけでなくチャレンジの過程も確認できる。
結果、適切な評価ができるようになる。メンバーも適切な評価を受けることができると、社内の士気も向上してくるだろう。

Goalousを試してみたいと検討している企業はぜひ一度、無料セミナーへの参加をおすすめする。
なお、Goalousの無料セミナーでは、Goalousの活用だけでなく、目標管理のノウハウに関するセミナーも開催している。目標管理に課題を抱えている人事担当者は、ぜひ参考にされてはいかがだろう。
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マネジメント・目標設定のコツを紹介。管理者は必見!

まとめ

目標設定・マネジメントはなくてはならない業務であるが、マネジメントに時間をかけすぎると別の業務に支障をきたす恐れもある。
いかに効率化できるかが重要である。