KRを作りにくい人事部のゴール3選

執筆者 | 12月 31, 2020 | GKA, OKR | コメント0件

こんなゴールの時、どうやって測定可能な指標をつくればいいのですか。

こんな質問が後を絶たない。特にピープルオペレーション部門、あ、2000年台の言葉でいえば人事部なんかでよく発生します。さっきまでの調子で笑って作ればいいのに。急にかしこまっちゃって。子供じゃないからね。

あ、ゴールとキーリザルト( KR )の関係はご存知か。ゴールという感情に訴える抽象表現があって、ゴールを満たしたといえる測定可能な約3つのKRがそれに紐づくシンプルなモデルである。

人事部の福利厚生プラグラム

GOAL :

人に自慢できる福利厚生プログラムを運用する

KR1:
福利厚生プログラムの社員利用率を上げる
0% → 90%

KR2:
100社(百人以上の従業員)の福利厚生プログラムの調査を実施する
0社 → 100社

KR3:
チームメンバーあたりの給付予算を圧縮する
70,000円 → 50,000円

人事部の教育プログラム

GOAL :

全チームメンバーに自己啓発プログラムを実施する

KR1:
全チームメンバーがキャリアロードマップの承認を得る
0人 → 200人

KR2:
自己啓発プログラムで9.0NPSスコアを獲得する
0pt → 9.0pt

KR3:
自己啓発プログラムの完了率を上げる
0% → 80%

人事部による採用活動

GOAL :

効果的な採用スキームとオンボーディングプロセスを構築する

KR1:
雇用コストを削減する
200,000円 → 100,000円

KR2:
オンボーディングプロセスの90%の満足度を達成する
0% → 90%

KR3:
オンボーディング経験について面談する人を増やす
0人 → 10人


組織・マネジメントに不安はありませんか?