ビジネスゴールと主な成果の例をあげる

GKAからの

GKAとはゴール到達への新モデルである。Goal – KR(Key Result) – Action の強力な概念的連携を持ってして、チームメンバーそれぞれが協働してゴールへ向かって進捗することを主目的としている。

GKA
GKA

どっちにしたって、

Goalとはなんだ!
KR(Key Result)とはなんだ!
具体的に例を示せ!

となるので、期待に応えて、いくつか例をあげてみたい。

なお、GKAの詳細はこちらの記事をよんでいただければうれしい。

ゴールとKR(主な成果)の例を考えるとき

ゴールとは、「将来的に達成したい何か」であり、KRとは、「ゴール達成のために必要な指標が具体的に示された主たる成果」である。もっとも大事なのは、ゴールはあなたがしたいこと(want to)であること。内発的な動機づけが微塵もないゴールは、オープンに掲げたところでやがて廃れてしまうのが帰結するところとなる。だって、やりたくもないのだから。

また、KRはアクションするためにある。つまり、運動によってなんらかのアウトプットをするためにある。よって、アクションをイメージできないKRはNGである。また、KRは、容易であってはいけない。不可能であってもいけない。50%ぐらいの成功確率を望めるレベルを目安として、「困難」でなければならない。困難というのは、通常それなりの背伸びをすることを意味する。KRとして、ある商材を「10社に導入する」のか、「100社に導入する」のか。さて、10倍の開きがある。

Which do you choose ?
Which do you choose ?

どう考えるか。

10社なら絶対に達成できる(100%)と想定したら、それは「容易」だ。

逆に、100社となったらいけるかもしれないしムリかもしれない。まあ50%ぐらいでしょうか。となるのであれば、迷わず100社とすればいい。これが「困難を選択する」の意味だ。

100社とした場合、ほぼ確実に10社を超える。仮に60%ぐらいしか達成できなくても60社だ。10社とした場合よりも50社も多い。さらに、10社に到達するスピードも、「容易」なKRを立てるより早いだろう。いいことばかりだ。

達成できないことで、低い評価を得られるなんてバカらしい。プロセスが肝要なはずだ。全力で進めたという実績が大切なはずだ。だから、「何をしたか」が問われなければ、そんな評価はウソっぱちだ!(詳しくはいつか述べたい)

ビジョンの例

ゴールとKRの例に入る前に、たとえば会社であれば、まず全体の方向感が必要だ。それをビジョンと呼ぶ。ビジョンとは、「存在意義(ミッション)をベースとした未来を創造するためのイマジネーション」のことであり、「ありたい姿」とも呼ばれる。チームメンバーをワクワクさせるような象徴的な表現を心がけたい。

Vision-01
お客様をとてつもなく感激させる

Vision-02
世界のどこにも存在しない新規製品を発売する

Vision-03
売上規模を20倍にする

こんな感じで、抽象的だが従業員がピンとくるような、ワクワクさせるものを掲げたいものである。ピンとこさせられるかどうかは、その会社のミッション(存在意義: なぜ我々はこうしているの?)が共有化されているかに依る。

ゴールとKRの例

それではゴールとKRの例を出していく。様々な役割を持つ部門で想定してみた。

営業
Goal: アメリカにおける収益を拡大する
KR-1: Aプロダクトを100社に導入する
KR-2: 営業担当者を30人に増員する
KR-3: パートナー企業を20社に増やす

プロダクト
Goal: Aプロダクトのモバイルアプリを世界に届ける
KR-1: iOS, Androidアプリをローンチする
KR-2: App Storeにて4.0以上のRatingを獲得する
KR-3: 新しいUX設計プロセスを導入する

マーケティング
Goal: Aプロダクトの質の高い見込み客を獲得する
KR-1: ホームページへのPVを300%増加させる
KR-2: オンライン広告からのCVRを5%にする
KR-3: マーケティングの自動化ツールを導入する

情報システム
Goal: 社内情報システムインフラの効率性向上
KR-1: 15の承認システムをすべてオンライン化する
KR-2: イシューのクローズタイムを50%減らす
KR-3: 財務関連プロセスの課題点を20の部門にヒアリング

人事
Goal: 従業員をとびきり仲良く元気にする
KR-1: 元気のよすぎる20代社員を10人採用する
KR-2: 30のマインドトレーニングを実施する
KR-3: 社員への満足度調査から新規3つの施策を提案する

カスタマー
Goal: まったく新しい顧客サポートを提供する
KR-1: 最新ソフトウェアを導入する
KR-2: 顧客へのレスポンスタイムを30%削減する
KR-3: 顧客の維持率を80%にあげる

もっといろいろなゴールやKRが考えられるが、問題は、何を指標として捉えるかということ。そして、対象の完了状態を定義できていなければならない。メンバーの価値観に従って漫然と日常業務をこなすことも可能であるが、それでは到着地点が不明であり、進捗をリアルに感じられない。“目指す処”がなければ、モチベーションも保持しにくいだろう。

上記に列挙したようなゴールに向かったKRに対して、日々のアクションがあるという概念がGKAである。アクションのサンプルについては次回以降に示そうと思う。

ゴールだって通過点だ

Bob Dylanが、ノーベル文学賞を受賞したのでそれにあやかってみる。

The thing I can do with a confidence be itself. Existence as itself is by what kind of man, too.
たとえ自分という存在が、どんな人間であろうとも。目的に到達したとは思っちゃいけない。いつもどこかに向かう過程だと思うことだ
Source: Bob Dylan

Written by Shinichiro Okuno
Written by Shinichiro Okuno

投稿者: Kohei Kikuchi

Kohei Kikuchi is the Goalous project leader.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です