日本で外国人が営業で活躍!?言語の壁を越えた目標管理術とは

執筆者 | 11月 26, 2020 | GKA, グローバル, マネジメント, 活用事例 | コメント0件

Goalous編集部のだーはらです。
最近、オンラインで英語の勉強を再開させたのですが、ビジネスの場で母国語以外の相手の意見を100%汲みとること、そして自分のアイデアや意見を母国語以外で伝えることはつくづく難しいことだと日々痛感しています。
ですが、外国人と同じ職場で働くことは多くの日本企業で珍しくなくなっています。
事実、日本で働く外国人労働者の数は年々増加しています。2019年10月時点で日本国内における外国人労働者数は過去最高を記録しており、今後も増加が見込まれています。

外国人雇用で付きまとう「言語の壁」

コロナ禍でそもそも社内コミュニケーションの不足が課題になっているなか、さらに外国人メンバーとコミュニケーションをうまく取るにはどうするべきか?と議題になることが多いかもしれません。
そもそも一体、彼ら自身はどういう思いなのでしょうか?何を感じながら日々過ごしているのでしょうか?
今回は、母国を飛び出し、母国語以外でバリバリ営業活動を頑張っているとある外国人メンバーに注目してみることにしました。


社内SNS「Goalous」アクション数歴代No.1

SNS型目標管理ツール「Goalous(ゴーラス)」は目標に対する日々の活動をチームでシェアするツールです。この社内SNSツールを通じて、社内の歴史に名を残したとある外国人メンバー。
彼は、入社して初めての半年で270アクション(※営業日で、平均週1~2程度の投稿頻度に対して2~3投稿ペース)という記録を残しました。営業職の方なら、毎日日報をつける方も多いかと思います。意外と面倒な作業なのに、その日報をチームメンバー以外の方に人に読んでもらう機会はありますか?日々の活動に対してより多くの方からリアルタイムにフィードバックをもらえていますか?
では、彼は新人営業マンとして日々の活動をどのように社内にシェアしていたのでしょうか。日々のアクションから得たもの、学んだことが多かったと語る彼をロールモデルに当時の目標管理を実例にみてみましょう。

1. Goal(ゴール)を立ててアクション

GoalousGKA理論( Goal・Key Result・Action)を提唱している目標管理ツールです。
特にAction(日々の活動のアクションをシェアすること)が最も重要なポイント。
まず入社すぐの営業マンとして彼は自分で目標を立て、その目標に対して日々のアクションが始まりました。

<Goal例>
Goal「営業マンとして独り立ちする」
TKR(一人でお客様に訪問して、サービスを紹介する:10件)
KR(営業同行をする:100件)
KR(展示会やセミナーに参加する:20件)
KR(交流会に参加する:10件)
KR(テレアポを成功させる:30件)

KR( Key Result: 主な成果 )とは、Goal達成のために必要な主たる成果が具体的に示された指標です。そのKRのうち、ゴール達成にもっとも重要と考えられるKRをTKR(Top Key Result)として定めます。
この例のように具体的なGoal、TKR、KRを設定することで自分自身のやるべきことが明確化されます。
彼は、半年でこの設定した数値をほぼ達成という驚異のコミット力だったそうです。

2. アクションを通じて社内コミュニケーション

その日あった出来事、営業活動内容をアクションでオープンにすることで、他のメンバーからのアドバイスや意見、フォローなど当たり前ですがアクションをすればするほど増えていきます。
また、自身の振り返りにも活用でき、直接言語化しづらい場合もGoalous を通じてできるようになります。

3. 社内コミュニケーションから生まれる自己肯定感

日本人の営業マンですら、日本人相手にコールドコール(何のつながりもない相手に電話でアプローチすること)は勇気が必要で、嫌な思いもすることも多々あることでしょう。
それを、必ずしも好意的ではない相手(ネイティブ日本語を話す顧客)に、ノンネイティブが営業するというのは比にならない大変さがあるはずです。
そんな中で、支えになっているという社内メンバーがSNS上でかけてくれる温かい励ましのコメント。また、良いことも嫌なことも素直に表現できる場があることで自己肯定感が高まり、不安や失敗を恐れず次の一歩を踏み出せるようになります。


多国籍メンバーがいるチームのコミュニケーション活性化にはGoalous!

今回ロールモデルにした外国人営業マンは、今やコーチという役割を担い、多国籍メンバーの育成にも励んでいます。
このように多国籍なメンバーとコミュニケーションをとるため、またそのメンバーが活躍していける環境を整えるならば、Goalous の活用をおすすめします。Goalousは、チームでゴールをつくり、それに向けて活発なコミュニケーションを図ることができます。
また、写真付きで投稿することで、言葉がなくても目標達成までのプロセスがビジュアルで見えやすいのもポイントです。

Goalous にはオプションで翻訳機能(現在25ヶ国)もあるので、きちんと言葉にして伝えたいときにもうまく活用できます。翻訳機能付きのコミュニケーションツールの利用は、きっと多国籍なメンバーとの会話やコミュニケーションの手助けになるはずです。
気になった方はお気軽にお問い合わせください。

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