仕事でのチームワークの定義や重要性とは?向上の5つのポイント

by | Jan 18, 2019 | Management , Team | 0 comments

「良いチームとは?」と聞かれたとき、あなたはどう答えるだろうか?言葉にすることは簡単だが、作り上げることは決して楽なことではない。目標をしっかりと持って、伴った行動を起こしていかなければ、「絵にかいた餅」で話が終わってしまうことも多々ある。

ここでは、「良いチームの定義」と、具体的にどうすれば理想とするチームを作っていけるのかを説明していこう。

チームワークの定義~ビジネス編~

会社にとって仕事における「良いチーム」の定義は、社内で共有しておく必要がある。なぜならば、会社の売上や利益に直結する重要な要素であるからだ。

では、「仕事における良いチームの定義」とは、何であるのだろうか。いつも考えてはいても、いざ言葉にするとなると難しい。ここでは「仕事における良いチームの定義」を明確にしていきたい。

チームワークの定義

良いチームについて説明する前に、まず「チームワーク」とは何か押さえておこう。チームワークとは、チーム全体の目標達成に必要な活動、共同作業をメンバーが協力して担うことだ。

また、ビジネスにおいては、メンバーの力を最大化してほかの部署との連携を図りながら、組織として大きな目標を達成する意味をもつ。個人の力では難しいこともメンバーの力を活かし、ときには補いつつ、より高い目標に向けて進めるのがチームワークの利点だ。

いいチームは目標と実行力を持っている

まず、「いいチーム」とは、目標と実行力を持っていることが必須である。その要素は4つある。

1.目標が明確であり、方向性や想いが同じであること
2.各個人の当事者意識が高く、主体性を持って行動することができる
3.PDCAサイクルに沿って機能しており、経験から学ぼうとする意識が順応である
4.各個人の役割分担が明確であり、サポートしあえる環境であること

何かを成し遂げるときには、必ずと言っていいほど「目標」と「実行力」は必要不可欠だ。目標だけを立てても実行力が伴わなければ、「達成」することはできない。

信頼関係があることも重要

また、チームで行動する以上はお互いの信頼関係も必要不可欠である。その要素は2つある。

1.リーダーが明るくて、相手への思いやりや気遣いを忘れないこと
2.コミュニケーションが常に取れていて、情報の共有が行われていること

終身雇用でなくなった現在は、「個の時代」といわれている。一方で、昔以上に自主性を求められるようになった。個性や自主性が強い個々をまとめるにはコミュニケーションが重要である。

職場におけるチームワークの重要性

変化の激しい現代においては、チームワークが重要な存在となってきた。チームワークが重要とされるふたつの理由を取り上げる。

ひとりの力では難しい大きな結果を出すことができる

チームワークは、ひとりの力では難しいことも、チームとして取り組めば達成できること、さらには期待以上の成果を出せる可能性があることに重要性がある

近年では、ダイバーシティ経営を戦略的に進める会社も増えてきた。ダイバーシティ経営とは、多様な人材が能力を最大限発揮できるようにし、イノベーションを生み出す経営のことだ。ダイバーシティ経営を効果的に行うためにも、チームワークが重要とされる。

競争の激しいビジネス環境に柔軟に適応できる

現代は、日本経済の長期低迷に加え、グローバル化による競争の激化、ITの普及に伴うビジネスサイクル短縮化が進行している。つまりは、日本にとどまらず世界も視野に入れた経営、加速するビジネスについていけるような経営が求められるということだ。

イノベーションを創出し、より良い成果を生み出すチームワークは、競争の激しいビジネスに適応する観点からも重要性が高い

職場でのチームワークがもたらすメリット

チームワークが良いと、仕事の効率は断然よくなる。チームワークとは、目標を達成するために各々ができることを役割分担しながら共に働くことをいう。そこから得られるメリットは以下の通りだ。

仕事に対するモチベーションや士気が高まる

チームワークは、ひとりで仕事を抱え込むのではなく、成功や失敗をメンバーと共有し、お互いにカバーできる点が大きな特徴だ。協力関係が構築されることによって、メンバーの組織への帰属意識が高まり、自分の仕事に責任をもてるようになる。

また、メンバーそれぞれが自身の強みを発揮できるのもチームワークの特徴だ。結果として、仕事に対するモチベーションが上がり、チームの士気を高めることができる

仕事の効率や生産性が向上する

チームワークではお互いにフォローしながら仕事に取り組むため、チーム内での知識や情報共有によってメンバーの学習スピードも高めることができる。ひとりで仕事をするより、効率的に仕事を進めることが可能だ。

さらに、それぞれの得意分野に合わせた役割分担ができると生産性も高められる。仕事の効率や生産性を高められる点でもチームワークのメリットは大きい

期待される相乗効果

チームで取り組むことで、各々のモチベーションがあがることもある。一人ひとりの作業がチーム全体に大きく影響していくことで、個々の役割においての責任感が増すのだ。

万が一うまくいかなかったときは、チーム全体で立て直そうと行動を起こすため、そこでさらに連帯感が増すことになる。ピンチを何度も乗り越えていくと、次第にメンバーの能力が向上していくことに気づくはずだ。それが、他のチームへの刺激へと繋がっていくこともあるだろう。
さらに、チームワークは組織の活性化にもプラスになる。メンバーそれぞれの異なる視点がアイデアとなり、ほかのメンバーへのフィードバックにもなるためだ。それぞれの発想は、イノベーションを生み出すこともある。

最高のチームワークの作り方

良いチームを作りあげることは必要なことだが、簡単ではない。そこで、チームのメンバーが、各々の想いを結束してひとつの目標に向かっていく「チームビルディング」という手法を紹介しよう。

「チームビルディング」という手法

チームビルディングには、組織を強くするための研修やプログラムが含まれる。チームビルディングの対象者には、制限がない。組織に関わっているすべての人が対象となる。

例えば、トップマネジメントである社長・役員といった経営者。中間管理職の中堅社員から新人社員まで。そして、あらゆる雇用形態も無関係だ。正社員、契約社員、派遣社員、アルバイト・パート社員も含まれる。

良いチームをつくるために、社内向けの目標管理ツールGoalous(ゴーラス)を使ってみるのはどうだろうか。Goalous は、社内全体でゴール(目標)を共有でき、それに対しての活動をフォトアクションとしてSNSのように写真投稿で共有できる。

同時に、メンバー間でコミュニケーションが行える機能も付いている。使えば使うほど、ゴールへの活動が増えて組織が前へ前へと進んでいくのである。

「チームビルディング」のプロセス

チームビルディングのプロセスは、5つで形成されている。これは、アメリカの心理学者であるタックマンが提唱したもの。まず、目的に応じて研修やワークショップをはじめとする、社内的なイベントを開催するところからスタートする。次いで、下記の5つのプロセスを踏んでいく。

  1. 形成期:チームができあがったばかりの状態。目標などもまだなくメンバーの自己紹介を行い、役割分担を決める段階。
  2. 混乱期:目標が共有されてアプローチを始める段階。しかし、意見の食い違いも起きるとき。衝突を活かしながら、理解しあえる時間を共有していく。
  3. 統一期:チームのリーダーのリーダーシップが求められるとき。前段階の混乱期において出てきた意見の違いをリーダーがまとめて、各メンバーが共有・理解できる状態をつくりあげていく。
  4. 機能期:各メンバーがそれぞれに役割を果たし、チームとして行ってきたことへの成果が出るとき。
  5. 散会期:目標の達成により、プロジェクトチームが終了するとき。

混乱期の乗り越え方がポイント

チームビルディングは、5つのプロセスの中にある形成期を終えた次のステップ、「混乱期」の乗り越え方が重要なポイントになる。人間関係は、よいところだけを見ていては決してそれ以上に深まっていくことがない。衝突を期に、それらを乗り越えて相互理解を深めていくものだ。その時には、お互いの中でしこりが残ってもいけないし、遠慮しあってもいけない。それでは、チームワークの意味がない。

Goalous では、組織改革のためのチームマネジメントのセミナーを定期的に実施している。参加してみると、ここで述べたことが良くわかるようになっている。

チームワークに関するまとめ

「チームビルディング」という手法5つのプロセスがあり、その中で「混乱期」の乗り越え方がポイントである。たったひとりの力では、どれだけ頑張っても限界がある。やはり、組織の中でのチームワークは必要不可欠だ。

そのとき大事になってくるのは、想いや目標、実行力。チームとして想いや目標が同じでないと、良いチームをつくりあげることはできない。そして、そこには必ず実行力がポイントとなってくるのだ。

メンバーの成長が加速する